初詣実話②(豪華破面キャストによる再現) |
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ディ:落し物みつかるといいですね~
ウ:はい
ヤ:こういう落し物とかって、どれくらいの量出るんですか毎年?
ディ:えっと、いっぱい出ます。
ヤ:(すげーアバウトな返答!!) ウ:いっぱいですか。
ディ:はい、うわあーっって出ます。
ヤ:(フィーリング的表現にされてもな)
ウ:なるほど。
ヤ:(なるほどじゃねえよ)
ついていくとどこか見慣れた白のテントが視界に入ってくる。
ヤ:・・・。
ウ:ここが本部ですか?
ディ:はい。
ヤ:なあ、この赤い十字マークって・・・
係員さんはその中に消えていき、少しして気まずそうな顔で出てくる。
ディ:えーと・・・なんだか怪我人を保護するっぽいような場所みたいですねここは
ウ:そんな気がしました。
ディ:・・・すみません。
ウ:ははは
ディ:・・・すみません・・・(しょぼん)
ウ:ちょっとおしかったですね。
ディ:だいぶおしかったですよ、ホントすみません・・・。
俺がまちがえちゃったばっかりに無駄足を運ばせちゃって・・・。
ウ:そんな気をおとさないで下さい。
ディ:うう・・・。
ウ:悪いのは落し物をした俺たちです。
ヤ:はは、落としたのはおまえだけなんだけどな。
ウ:細かいこと言うなよ。
そこに警察官登場。
シャ:どうかしましたか?
ディ:シャウロンさん!!良かった、あの、本部の場所覚えてますか?!
シャ:ええ・・・(ウルキオラとヤミーをちらり)
イ:落し物みたいですよ。
ディ:あ、イールさん・・・
イ:ディ!何勝手に動いてるんだ!
あそこでじっとしていれば俺が本部につれていっていたのに。
大体おまえ本部の位置ちゃんと覚えてないだろ?
ディ:すみません。
シャ:まあまあ、そう厳しくしないであげて下さいよ。
っと、すみません(ウル&ヤに向かって)
えー、とりあえずこれで(言って携帯を差し出す)
本部に繋がってますので口答で届けを出していただけますか?
ウ:はい、(受話器をとり質問に答えつつ警察官二人と係員の会話を盗み聞く)
シャ:ディ君、次からこうやって、通信で連絡をとって下さいね本部とは。
ディ:はい。
イ:なるほど活気的だ。
シャ:イール君、本部へ抜ける通路は
一般の方は通してはいけない決まりができているから、
君もむやみに連れて行かないこと。
ディ:はは、イールさん怒られてる。
イ:・・・。
シャ:わかったら二人とも戻る。
イ:・・・はい。
ディ:はい。
イ:行くぞ。
ディ:え、イールさんと一緒に?!
イ:だって迷うだろおまえ。
ディ:うわー、ひどい。
ヤ:あ、どうも御世話になりました!
ディ:ああー、いえいえ~
イ:これからは落し物には気をつけて下さい。
ヤ:はい。
ウ:(電話終って)どうも、ありがとうございました。
ヤ:あったか?
ウ:いや。
シャ:(電話を受け取りつつ)見つかるといいですね。
もし拾われて近場の受け付けに預けられた場合、
撤収時に本部に集まるので、連絡は三時間後になります。
また、拾い主が直接交番に届けた場合、
ここを出て三分の○○所の可能性が高いですので、
一度足を運んでみるといいかもしれません。
ウ:どうも御世話になりました。
ヤ:はー、なんか気分沈んできた。
正月早々縁起悪りーよー
ウ:まあ元気だせ。
ヤ:・・・
ウ:な?落ち込んでもしょうがないだろ。
ヤ:あのさ、落し物したのおまえだよな?
ウ:ああ。
ヤ:落ち込めよ少しは!!財布も定期も入ってたんだろーが!!
ウ:まあな、でも運良く財布には1400円程度しか入ってなかったし、
運良く定期の期限は明後日までだったし、
運良くショルダーにはそれ以外に余計なものを入れてなかったからな!
ヤ:まず落とした時点で運良くねーから!!
ウ:でもこれ同じ落としたでも、財布に万札入ってたりとか
定期更新したばっかりとかだったらと思うと、運良いじゃないか。
ヤ:・・・ああー、馬鹿だ、こいつは馬鹿だあー!
ウ:前向きと呼べよ。
ヤ:うう、あの時俺がゴミを持ってやっていれば・・・
ウ:そうだな確かに、ゴミを死守するのに夢中になったのはそこが原因だよな。
ヤ:ゴミを、ああ、俺がケチなこと言わなければ・・・
その後、うじうじと悩むヤミーを慰めつつ露天で買い物(もちろんヤミーの金)を楽しむウルキオラ。
ウ:後で返すから~
ヤ:・・・ああ、新年早々不運だ、不運すぎる。
ウ:まあまあ、リンゴ飴喰えよ、じゃんけんに勝って二本もらったんだ。
ヤ:だからおまえは少し落ち込めよ!!
ウ:ははは
ヤ:・・・(がくりとうな垂れ)
ウ:ヤミー、そんながっかりするなよ。
ヤ:だってよう・・・
ウ:俺はぜんぜん気にしてないんだからおまえも気にするなよ。
ヤ:おまえは気にしろ!!!
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Monday, 02, Jan | トラックバック(0) | コメント(0) | ●Allキャラコメディ | 管理
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